【映画評】イントゥ・ザ・ワイルドを観た私の気持ち

Intothewild

ども、ユウセイ(@wm_yousay)です。

友人の@stilo氏、@rakuishi07氏から勧められた映画、「イントゥ・ザ・ワイルド」をようやく観ました。

実話を元に作られているドキュメンタリー映画ってことだったけど、実際はドキュメンタリー風のエンタメ映画だったと思う。
日記や取材を元に作られていると言っても、セリフや細かな行動においては想像の範囲を超えることはできないし、実際とは異なることもあるだろうし。

この手の映画のタッチとしては、テンションをどのあたりで設定するかによって、内容そのままでも受け手の感情がすっごく変わる。

超楽しい一人旅に行ったよー!みたいなテンションで作ること、
とにかく何かを求めて旅に出た、
現実から目をそむけて、問題から逃げるように旅に出た…

などなど、テンションと言うか、タッチと言うか、この設定でずいぶんと変わる感じがする。

実際、今回のタッチは通常のドキュメンタリータッチ。
彼の妹の心情をはさみつつも、あくまで第三者視点から彼の旅を追いかけるような内容だった。

一番苦労したのは、彼が何故旅に出たのかを、彼の言葉で伝えるってことが無いこと。

彼の旅を追いかけつつ、彼が何故旅をしているのかをも考えなくてはならない。彼はアラスカに行って何をしたかったのか?その理由が漠然としているために、彼のアラスカ行きを心から応援できないことが苦痛だった。

あらすじには、恵まれた環境で育った的なことが書いてあるが、それも映画を見る限りは同意できない部分も多い。

結局は若者の一人気まま旅を満喫したい願望を実現した感じが強い。

確かにイントゥ・ザ・ワイルド、つまり荒野へ行くんだけど、荒野に行くまでは電車も使う(タダ乗り)し、ヒッチハイクもするし、知り合った人に送ってもらったりする。

アラスカでもテントを使うわけでもなく、あるものを発見し、そこに寝泊まりする。

自然に還ることが目的ではなくて、文明を利用しつつ、本を読みつつ、ようするに好きな事をするために旅をしているわけです。

結局、何と戦っているのか、何を解決したいのか、そもそも問題なんてあったのか、、、

近頃、あえてホームレスという生き方を選ぶなんてこともあると知った。
もしかして、彼はそれに近い思いで旅に出たのかとも思う。

だったらこの本を読んでいれば、彼も無理にアラスカへ行く事も無かったんじゃないかとも思う。

この本についての感想もまた別の機会に書きたいのだけれども…

俺の理解力不足で、彼の旅の目的が分からなかったのだとすると、本当にお詫びしたいところではありますが、映画は面白かった。旅の理由、目的がはっきりとは分からなかったが、彼の旅を覗き見るのは面白かった。

誰しも気ままな一人旅には憧れがあると思いますが、これ1本観ておくと、少しは気が楽になるんじゃないでしょうか?

せば、これにて。

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